今回は大変ありがたいことに多数のお申込みがあったため、弊社の施設では対応できず、アート電子様の会議室をお借りして開催させていただきました。
お申込みが多かったのは、皆様の興味をそそるテーマであったためだと思われます。
それでは早速、セミナーの内容を少しご紹介させていただきます。
「世の中にはとんでもない輩がいる!」~実例から考える会社防衛法~
講師:伊藤弘人社会保険労務士事務所 所長 伊藤弘人様
“とんでもない輩”と聞いてどのような人を想像しましたか?私は「残業、休日出勤の手当を払え!」と会社と対決する程度の人だと思いました。しかし、世の中には予想以上にすごい人達がいるのです。
“とんでもない輩”とは、自分が悪いのに会社に因縁を付けて金銭を要求してくる従業員や、それをお金目当てでそそのかす人たちのことです。 「え!そんな人がいるの!?」と思えるような実例に驚きました。
・ 「マスコミに言いふらされたくなかったら金を払え」と会社相手にゆすりを働いた人
・ ウソを並べて労働局に申立て、数百万円を要求してきた人
・ 退職後になって“その筋の人”と一緒に“誠意”を求めてきた人
・ 退職後に労働組合に加入して、団体交渉で「裁判になってもいいのか」と脅してきた人

常識では考えられないことを、当たり前にしてくる人たちがいるものです。会社側の対応は、早々に金銭を支払ってしまった場合と、相手の恐喝行為や不当請求に立ち向かった場合と様々でした。
こうした人が増えたのには、社会的背景があります。
今はどんなに勤務態度が悪い従業員でも簡単には解雇できないし、裁判になると物的証拠が必要になる。インターネットの普及で良くも悪くも簡単に情報を集めることができるため、労使間のトラブルを商売にする人が出てきたなどなど...。
このようなとんでもない輩達から会社を守り、未然に防ぐ対応策はたくさんあります。まずは、法律の改正等に関するアンテナを高くすることです。知識を付けておかなければ弱いところを突っつかれます。そして、就業規則に解雇事由を詳細に記載することです。就業規則に書かれていない理由では解雇できないのです。
問題を起こす従業員は、譴責、減給、出勤停止、降格など、懲戒処分の段階を踏んでから解雇します。その都度、物的証拠になる始末書を書かせておくことも大切です。
もしも不当な要求をされた場合には、できるだけ社長ではない者が対応します。社長が対応すると即答を迫られ、言質を取られて逃げ道がなくなるからです。
そして何よりも、雇入れの際に人物を充分に見極めることが大切です。
ほんの一部の紹介でしたが、今や世の中に当たり前に存在している輩達。だからといって、まさか自分の会社にいるとも思えませんし、今後も全く関係ないかもしれません。ですが、知識を付けておくことは大切ですので、ぜひアンテナを高くして情報収集することを常に意識していただければと思います。
最後となりましたが、講師を務めていただいた社会保険労務士の伊藤弘人先生に感謝申し上げます。大変有益な情報ありがとうございました。
今後もOSCでは参加者の皆様が有益な情報収集ができ、有意義な時間を過ごせるように運営してまいります。
報告事項
前回の開催から開始しました募金箱の設置ですが、今回の募金額は5,400円 累計18,400円となりました。皆様の善意に感謝申し上げます。大切に預らせていただきます。

今回のランチには、鳥善のひじきご飯プレート&竹の子ご飯プレート&とりごぼうご飯プレートの3種類をご用意しました。
